スウェーデンの世界遺産「森の墓地」の見所【アクセス方法・詳細アリ】

スウェーデンの世界遺産「森の墓地」は、死者は森へ帰るという北欧の独特の死生観を体感することができる場所。

大自然の中に調和する美しい墓地とモダン建築。スウェーデンの建築の父と言われるグンナル・アスプルンドとシーグルド・レヴェレンツが手掛けました。

森の墓地は本当に素晴らしいのでスウェーデン観光で時間がある方は、ぜひ訪れて欲しい場所です!

今回は森の墓地の見所やアクセス情報などを詳しく書きたいと思います!

森の墓地観光の目次

森の墓地へのアクセス方法

スウェーデンの首都ストックホルムにある森の墓地は、市内中心部から地下鉄で約20分ほどの距離に位置しアクセスも簡単です。

最寄り駅の地下鉄グリーンライン18号線の「Skogskyrkogården(スコーグスシュルコゴーデン駅)」で下車し徒歩すぐ。

正面入り口のあるKapellslinganを通って入ると、大きな十字架が目に入ります。

巨大な花崗岩の十字架

ユネスコの世界遺産に登録されているスコーグスシュルコゴーデン(Skogskyrkogården)は、1940年に完成するまでに25年という歳月をかけて完成しました。

スコーグスシュルコゴーデンとはスウェーデン語で森の墓地を意味する言葉。

都会からほど近い森林の中に10万もの墓がある墓地で、「死者は森へ帰る」という北欧の独特の死生観が表現されています。

正面入り口から入ると、森の墓地の象徴的な存在である巨大な花崗岩の十字架が出向かてくれます。

モダンな建築が見事に自然に融合し、「天国」ってこんなところなのかな?なんて思ってしまう程に素敵な場所です。

十字架の後ろに見えるのが瞑想の丘。

森の火葬場と三つの礼拝堂

花崗岩の十字架のすぐ横には、グンナル・アスプルンドによって設計された「森の火葬場三つの礼拝堂」があります。

自然に調和した建物は、どこか神殿のようにも思えるような建築です。

礼拝堂の前にモニュメントは、まさに今、天に昇っていくような迫力です。

この日は礼拝堂は閉まっていたのですが、建物の前で掃除をしていたおじさんが、
「今からランチだから1時間くらいあとで来たら、教会の中を見せてあげるよ」と声を掛けてくれました。

おじさん曰く、 森の墓地の様々な場所には無限を表す「∞」インフィニティ―に因んだ「8」という数字が隠されているそうです。

礼拝堂のランプの数も「8」。

門にあった花のレリーフも確かに8。墓地にある七井戸の小道も888メートル。

森の墓地にある「8」の数字を探して見るのも面白いものですね!!

瞑想の丘

楡の高台は別名「瞑想の丘」と呼ばれ、丘の上は腰を掛けて墓地を見渡すことができる場所。

丘の反対側には、瞑想の丘からまっすぐと墓地の南へと「七井戸の小道」が続いています。

七井戸の小道

瞑想の丘から復活の礼拝堂まで888メートル続く「七井戸の小道」は、儀式へと向かう弔問客の為に作られたそう。

日本の墓地とは随分と雰囲気が異なり、墓石が自然に溶け込むような造りになっています。

怖がりな私が一人で歩けるほど、爽やかで神秘的な場所なので、楽しく散策できるはず!

復活の礼拝堂

「七井戸の小道」が終わりに差し掛かると見えてくる、古代のギリシャ建築のような建物が「復活の礼拝堂」です。

1925年に完成した復活の礼拝堂は、シーグルド・レヴェレンツによって設計され古典風神殿建築様式が取り入れられています。

私が訪れた時は他の人がまったくおらず、まだ死んでないけどなんだか天国に来たみたいな気持ちに・・・。不思議と落ち着きます。

森の礼拝堂

1920年に完成した「森の礼拝堂」は森の墓地の最初の礼拝堂。自然の中に一体化したような建物はグンナル・アスプルンドによって設計されました。

すぐ近くにはスウェーデン出身のハリウッド女優のグレタ・ガルボが眠っています。

ビジターズセンター

三角屋根が特徴的な建物が「ビジターズセンター」で、カフェやお手洗い、売店などが併設されています。

夏季限定の営業になりますが、無料の地図も置いているので覚えて置くと便利ですよ!

地図・詳細情報

■ 森の墓地
 (ス:Skogskyrkogården スコーグスシルコゴーデン)
時間:11-16時
定休日:ビジターズセンター、ガイドツアーは夏季のみ
HP:公式サイト
アクセス: 地下鉄グリーンライン18号線skogskyrkogården駅下車すぐ
地図:https://goo.gl/maps/5HipKj1M4jD2

 まとめ

森の墓地は死者を見送る家族の心の動きを考えて設計されており、別れの儀式への準備ができるようになっています。

信仰心が薄い人間の私は死後の世界などは考えられず、「漠然とした死への恐怖感」を持って生きてきましたが、 この美しい森の墓地を訪れて「人間は死後森へ帰って行く」という北欧の死生観が、何だかすっと心に入ってきました。

このままスウェーデンに住み続けてここに埋葬されたいなーなんて思う程、惚れこんでしまった場所です。

ストックホルム中心部から地下鉄で15分ほどなので、ぜひ訪れてみてください!