ヴィスビューの街をぐるりと囲む市壁を抜けると、中世の雰囲気が色濃く残る旧市街が広がっています。
一年に一度開催される中世週間の期間中は、色鮮やかな衣装の人々が集まり、中世に関係する商品が販売されるマーケットが開かれます。
日が暮れると、鎧に身を包んだ騎士たちが馬に乗って武術を競うトーナメントが開かれたり、とにかくイベントが盛りだくさん!

目次
中世マーケットの様子

旧市街エリアから海に向かって坂を下ると、中世の楽器の音色、陽気な音楽が聞こえてきます。
マーケットやイベントは植物園(DBW:s Botaniska trädgård)の近くの公園エリアで開催。
様々な屋台が立ち並び、洋服、刀や弓を売る武器屋さん、子供用の玩具、工芸品やハンドメイド、食べ物のお店など。
まるでテーマパークを訪れたか、もしくはタイムスリップしたかのような雰囲気です。



中世祭りは地元の人やスウェーデン人のバケーション客が多く、外国人はあまり見かけませんでした。
もちろん私服でも見学する事が出来るのですが、圧倒的に中世風の衣装を着ている人が多かったです!
中世風の衣装を購入



マーケットで中世風の衣装や小物を購入することができるので、気になるものをゲットしていくと、
ブーツ、金貨を入れる巾着、盾、兜などを買い、最終的には完全武装になっていました。
参加者もですがお店の人たちの気合の入り方が凄くて、あるハンドメイド職人さんは、ヨーロッパ中で開催されている中世関係のイベントに欠かさず出店しているそう。
中世風グルメを楽しもう

こちらのお店はゴットランド名物の豚のBBQのお店です。ケバブスタイルで食べやすくて味も絶品。
調理風景が迫力満点ですね!



他にも、普通にホットドッグやケーキのお店もありました。
中世の鍛冶屋さんでお買い物

特に気に入ったお店は、こちらの鍛冶屋さんです。
笑顔が素敵な店員さんは鍛冶職人として修業して、なんと日本で腕に磨きをかけたそう。
伝統的な手法で作っているので、ヴィンテージ感がすごく出ていますね。
皆さん写真を撮られ慣れているので、一声かけるとポーズを決めてくれます。

テントのすぐ横では、実際に熱した鉄を叩いて作業をしている人がいて、リアリティー感がなんとも言えません。
まだ熱い鉄の形を整える作業。
中世祭りの特に素晴らしい所は、細かい所まで当時の生活が再現しているところかもしれません。





騎士のトーナメント

夜の目玉イベントは騎士のトーナメントで、弓や槍の技術を競います。
当日券を購入しましたが満席だったので、早めにチケットを買っておいてよかった。
騎士のトーナメント以外にも、大道芸人の方の火を使ったパフォーマンスなどもとても面白くて大満足でした!
ゴットランドのブログは併せてこちらの記事もどうぞ!