【世界遺産】ゴーレム伝説の残るプラハのユダヤ人街「ヨゼフォフ」を巡る【地図・詳細情報アリ】

東欧最大のユダヤ人街の「ヨゼフォフ」は、ユダヤ教の祈りの場のシナゴーグや、ユダヤ教に関する展示がある博物館、墓地などが残されています。

プラハ歴史地区の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されている場所。

日本ではあまり馴染みのないユダヤ教文化に触れてみて、すっかりこの不思議な世界の虜になってしまいました。

RIO
今回はヨゼフォフの名所を徒歩で巡ったのを振り返りたいと思います。

目次

ヨゼフォフとは

プラハの旧市街広場から北へ5分ほど歩くと、ユダヤ人地区のヨゼフォフ(Josefov)へと入ります。

最寄り駅の地下鉄Staroměstská駅の出口のある通りから路地を一本入ると、ヘブライ文字のあるお店やシナゴーグが目に入ります。

今回はピンカスシナゴーグからスタートして、ユダヤ人地区の名所を巡りました。

ユダヤ人博物館の料金と時間・休日

今回チケットを購入したのは、ピンカスシナゴーグの入り口です。クレジットカードが使えず、現金のみの取り扱いでした。

プラハユダヤ人博物館 共通チケット(JEWISH MUSEUM IN PRAGUE) を購入しました。お値段は330czkで日本円にすると約1700円。(2017年現在)

プラハユダヤ人街の共通チケット

プラハユダヤ人街 共通チケット(PRAGUE JEWISH TOWN) 500czk (8カ所)

※ユダヤ人街のすべての施設に入場可能

マイゼルシナゴーグ / ピンカスシナゴーグ / 旧ユダヤ人墓地 / クラウゼンシナゴーグ / 儀式の家 / スペインシナゴーグ /旧新シナゴーグ+ ロバート・グットマン ギャラリー

プラハユダヤ人博物館 共通チケット(JEWISH MUSEUM IN PRAGUE) 330czk (7カ所)

※旧新シナゴーグ以外の施設に入場可能

マイゼルシナゴーグ / ピンカスシナゴーグ / 旧ユダヤ人墓地 / クラウゼンシナゴーグ / 儀式の家 / スペインシナゴーグ + ロバート・グットマン ギャラリー

その他にも、プラハカードも利用することができます。

時間・休日

2017年度のオープン時間

1月1日〜3月24日  午前9時〜午後4時30分

3月26日〜10月27日  午前9時〜午後6時

10月29日〜12月31日   午前9時〜午後4時30分

2017年12月24日       午前9時〜午後2時

※ユダヤ教の祝日は閉館  詳しくは公式HPに記載

ヨゼフォフの地図

ピンカスシナゴーグ

16世紀半ばに建てられたピンカスシナゴーグは、プラハで二番目に古いシナゴーグで、ダビデの星が施された扉をくぐると、吹き抜けの空間になっています。

白い壁には、ナチスに殺害された約8万人の名前や生年月日などがぎっしりと書かれています。

小さな字で書いても壁一面が埋まるほどの犠牲者がいることが、恐ろしく感じました。

ピンカスシナゴーグ(Pinkasova synagoga)
HP:http://ur2.link/GnFb
アクセス: 地下鉄A線Staroměstská駅徒歩1分
地図:https://goo.gl/maps/AW3H8ukzagJ2

旧ユダヤ人墓地と儀式の家

ピンカスシナゴーグを出るとそのまま、旧ユダヤ人墓地、儀式の家へと続きます。

かつてユダヤ人地区の土地が不足していたことから、折り重なるように墓が立っている姿に圧倒されました。

ユダヤ人墓地と儀式の家については、詳しく別記事に書いたのでどうぞ。

 

旧ユダヤ人墓地と儀式の家
※儀式の家の横に手洗い有
アクセス:ユダヤ人墓地はピンカスシナゴーグから入場
地図:https://goo.gl/maps/19jYbEfTnSs

クラウセンシナゴーグ

儀式の家の隣にあるクラウセンシナゴーグは、細やかな天井の装飾やヘブライ文字の書かれた祭壇、ステンドグラスなどが素敵です。

プラハにあるシナゴーグは様々な建築様式を取り入れており、ユダヤ人地区や新市街のシナゴーグを巡って、その外観の多様さが興味部会ポイントでした。

クラウセンシナゴーグは、17世紀後半に建てられたシナゴーグで、建物の中にはユダヤ教の生活の展示があります。

この辺りには、お土産物の屋台もあって、ユダヤ教のシンボルである「ハメッシュの手」のモチーフが印象的。

クラウセンシナゴーグ(Klaus synagogue)
HP:http://ur2.link/GnFb
アクセス: 地下鉄A線Staroměstská駅徒歩4分
地図:https://goo.gl/maps/RPdPrybxAa32

新旧シナゴーグとユダヤ人集会所

「新旧シナゴーグ」という何とも不思議な名前を持つのは、レンガ造りの屋根のシナゴーグで、その隣にある時計のある建物がユダヤ人会館です。

ヨーロッパ最古のシナゴーグである「新旧シナゴーグ」は、昔は新シナゴーグと呼ばれていましたが、16世紀以降に新しいシナゴーグができたので「旧」がついて「新旧シナゴーグ」になったそうです。

 

新旧シナゴーグには、興味深いゴーレム伝説が残されています。 ゲームやアニメに登場するゴーレムですが、元はユダヤ教の伝承の架空の人形がモデルとなっています。

ラビ・レーヴに作られた泥人形が、差別に苦しむユダヤ人を守るため夜になると暴れまわり、その後泥人形に戻され新旧シナゴークの屋根裏に封印されたという伝説が残されています。

 

シナゴーグの裏側に回って見ると、屋根裏部屋に続く謎の階段が確かにありました!どこまでが伝説で、どこまでが真実なのでしょうか。

隣のユダヤ人集会所にある時計をよく見ると、一つは普通の時計でもう一つはヘブライ語で書かれた反対周りの時計です。

この近くにはユダヤ人地区のインフォメーションセンターがありましたよ。

新旧シナゴーグ(Staronová Synagoga)
時間: 日〜木曜 1月〜3月 9時〜17時、 4月〜10月 9時〜18時、  11月12月 9時〜17時
金曜日は一時間早く閉館
定休日: 土曜日とユダヤ教の休日
料金:200czk
HP:http://www.synagogue.cz/
アクセス: 地下鉄A線Staroměstská駅徒歩4分
地図:https://goo.gl/maps/4BcnHXtioj52

スペインシナゴーグ

 

シナゴーグに見えな不思議な建物は、スペインのアルハンブラ宮殿を参考にして建てられた「スペインシナゴーグ」です。

コンサートホールにもなっている建物の内部は、眩しいほどに華やかでした。とにかく凄い!

スペインシナゴーグについては詳しく別記事に書いたので、ぜひどうぞ。

 

■  スペインシナゴーグ(Španělská Synagoga)
HP: http://ur2.link/GnFb
アクセス: 旧市街広場から徒歩5分
地図:https://goo.gl/maps/PkHQoMMy3FA2

マルゼイシナゴーグ

マイゼルシナゴーグは、ユダヤ民族の歴史や文化に関する展示を見る事ができます。

■  マイゼルシナゴーグ(Maiselova synagoga)
HP:http://ur2.link/GnFb
アクセス: 地下鉄A線Staroměstská駅徒歩3分
地図: https://goo.gl/maps/uFN9ZgR2x3A2

【新市街】エルサレムシナゴーグ(ジュビリーシナゴーグ)

ヨゼフォフからは少し離れますが、新市街にあるエルサレムシナゴーグも見事な建築でした。

鉄道のプラハ本駅や地下鉄のHlavní nádraží駅から、細い路地のJeruzalémská通りに突如現れる巨大シナゴーグ。

ピンク、黄色、緑、ブルーとカラフルで、ムーア様式とアールヌーヴォを取り入れています。

RIO
色使いや柱のアーチが本当に美しくて感動しました♡

細い路地にあるため、建物全体を写真に写すのに一苦労しました。

ミラーレスカメラやケータイを使うと、途中で切れてしまいます。アップ過ぎる・・・

そこで、裏技アイテムの登場です!!!ケータイに装着する広角レンズ(セルカレンズ)。

装着すると、建物全体が入りました!

左が普通のカメラで、右が広角レンズの装着後。荷物にならないので、旅のお供におすすめです!

エルサレムシナゴーグ(Jeruzalémská synagoga)
時間:4月〜10月 10〜17時
定休日:土曜日、ユダヤ教の休日
料金:80czk
HP: http://www.synagogue.cz/
アクセス: プラハ本駅、地下鉄のHlavní nádraží駅から徒歩5分程
地図:https://goo.gl/maps/8HS6C9j9R792

まとめ

今回はプラハのユダヤ人地区のヨゼフォフを徒歩で巡りました。

見学したあとは、たった数時間しかたっていないにも関わらず、もの凄い時間の流れを体感したような不思議な気持ちになりました。

ぜひ、プラハを訪れた時は、ヨゼフォフへ足を延ばして見て下さいね!