【オーランド諸島旅行記①】5千円札のあの人に縁のあるフィンランドの小さな島

こんにちは。スウェーデン在住のフリーライターの西崎 莉緒(@RioNishizaki)です。

フィンランド自治領のオーランド諸島は、フィンランドでもスウェーデンでもある不思議な島です。
元はスウェーデン領であった為、島民の大半はスウェーデン語を話しスウェーデン文化を持つ人たち。

今回は、日本であまり知られていない、オーランド諸島の旅行記を書きたいと思います。

 

ストックホルムからクルーズ船に乗船

北欧諸国間ではクルーズ船が多く運行しており、リーズナブルな移動手段として人気です。
今回はバイキングラインに乗船し、オーランド諸島の主都のマリエハムンまでは、約6時間の船旅。バイキングラインのフェリーターミナルは、地下鉄Slussen駅から徒歩で20分、バスで5分程の距離でした。

オーランド諸島のマリエハムンは、ストックホルムからヘルシンキへ向かうフェリーの中継地点となっています。
ストックホルムの入り江は複雑に入り組んでおり、大自然の中に小さな赤い木の家がぽつりぽつりと見えるような、北欧の大自然を体感することが出来るのでオススメ。

船の中では様々なアクティビティーを楽しむことができ、クラブやパブ、免税店にゲームセンター、カジノ、サウナ、レストランなどがあり、6時間はあっという間に過ぎて行きます。

船の設備やクルーズの詳しい情報については、WEBマガジンの「Girlsslism」旅行コラムに詳しく書いたので、ぜひご覧ください!

 

冬のクルーズの一番の見どころはサンライズ

ストックホルム早朝発のオーランド昼着の便では、朝食が終わった頃に遅めのサンライズを見る事ができます。12月頃だと、9時過ぎくらいにやっと太陽が昇り始めます。

9階建ての巨大な船の屋上の展望デッキから見える景色は絶景!北欧の自然の迫力にただ、圧倒されます。
そしてあまりの寒さにシャッターを押す指も凍ってしまいそう。

古い軍事関係の施設でしょうか?
人が住んでいないエリアには、何に使われているのかわかりずらい不思議な建物が沢山ありました。

 

静かな氷点下の世界!マリエハムンの冬

オーランド諸島の主都マリエハムンは、人口は約1万1千人ほどの小さな町です。
夏にはリゾートアイランドとして人気で毎年150万人もの人々が訪れますが、オフシーズンの冬は本当に静かです。

船を降りてすぐ目に入ったのは、真っ白の氷の世界!冷たい風が吹き、風の音がよく聞こえます。

よく見ると車止めのチェーンがとっても紳士の形になっています。オシャレ!
ロータリーにはタクシーもありますが、小さな町なので中心地まで徒歩で5~10分程です。

13時頃でこの明るさですが、15時頃にあっという間に日が沈むのが北欧の冬。
街のメインストリートを歩いていても、たまに人とすれ違うくらいでほんとに静かな街です。

北欧の小さな島は、実は日本と関わりの深い歴史があった。

フィンランド自治領のオーランド諸島は、バルト海に浮かぶ6500を超える島からなる、美しい海と大自然に囲まれた場所です。夏場は北欧周辺国からのバケーション客で賑わいますが、冬場は風の音が聞こえる程の静寂さ。

元々はスウェーデン領でしたが、19世紀始めにロシアとの闘いに負けてフィンランドとオーランドを割譲しました。第一次世界大戦後にフィンランドは独立、オーランドではフィンランドに属すべきか、スウェーデンに戻るべきか激しい議論になりました。

その時に活躍したのが、当時の国連事務次官であった旧5千円札にも描かれていた「新渡戸稲造」です。
「新渡戸裁定」と呼ばれる案でオーランドに自治権が認められ、現在のフィンランド自治領のオーランド諸島となりました。

フィンランド国籍を持ちながらもスウェーデン語を話す島民たちは、スウェーデンの大学へ進学し就職する人も多いようです。

 

 

オーランド諸島の旗は、スウェーデンの国旗にフィンランドの国章の赤を合わせたデザインにされています。
北欧の平和の象徴とされるこの島には、実は日本と深い関わりのある歴史があったことに驚きです。

 

パーク アーランディア ホテルに宿泊(Park Alandia Hotel)

マリエハムンのメインストリート沿いにあり、ショッピングストリートまで徒歩2~3分の便利な立地のパーク アーランディアホテル(Park Alandia Hotel)に宿泊しました。
こじんまりとした小さなホテルですが、綺麗でレストランバーが併設しているのが嬉しいポイント。

15時には陽が暮れてしまう北欧では、もう飲むしかする事がありません!
北欧やロシアの人がお酒に強いのは、冬場はずっと飲んでいるからと思いませんか?

 

北欧のオープンサンドイッチ(スモーブロー)がオススメ

ホテルの隣のレストランバーはこんなお店です。クリスマスシーズンだったので、北欧のサンタのトムテンが飾られていました。
北欧名物の小エビの乗ったオープンサンドイッチが美味しくてハマります!小さくて足りません!

緑のビンの飲み物は「ユールムスト」という、スウェーデンのクリスマスドリンクです。(ノンアルコールでファンタグレープのような味)

 

朝食はオーランド名産の黒パンを食す!

オーランドの名物と言えば、ライ麦から作られた黒パンです!オーランドカラーのパッケージが可愛い。
アーランディアホテルの朝食ブッフェで黒パンを発見!ハムやチーズの種類が多いので、サンドイッチにしました。

朝食ブッフェのあるホテルのレストランですが、実は厨房の中で先ほど紹介したバーと繋がっていて、スタッフが同じというの展開!田舎あるあるですよね。

受付の方も親切で、アットホームで素敵なホテルでしたので、オーランド滞在の際にはオススメです。

お部屋の予約はHotels.comでネット予約すると便利です。

次回は、オーランド諸島のマリエハムンの街歩きスポットやグルメを紹介したいと思います!

【ホテル情報】

パーク アーランディアホテル(Park Alandia Hotel)
Norra Esplanadgatan 3, 22100 Mariehamn, フィンランド
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